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この記事の監修ドクター
自然療法医 ヴェロニカ・スコッツ先生
ブラジルのリオグランデドスル・カトリック大学認定の自然療法専門医。アメリカ、カナダ、ブラジルの3カ国で認定された国際免許を取得しており、専門医として自然由来のサプリメントに関する知識と精密な現代科学のデータを組み合わせて診断や治療を行っています。自身のフィットネスインストラクターとしての16年間の経験を活かし、多くの患者が抱える肉体的な問題だけでなく、精神的な問題も含めて、自然由来のサプリメントを用いた新しい“先見的な予防医学”にも注力しています。
目の疾病で多いドライアイと老眼
人は歳をとると老いていく生き物で、今までは大丈夫だった身体でも、突然不調を感じて驚くことも少なくありません。それは目も同じで、目の衰えとともに白内障や緑内障といったさまざまな疾病にかかることもあります。その中でも、多くの人がなりやすいのが、ドライアイと老眼です。
ドライアイは老化でも起こりやすくなるため、老眼と同時に発症している人も少なくありません。
ドライアイとその症状とは?
ドライアイは、目を保護するための涙の量が減り、涙で正常に角膜が覆われないなどの異常が起こる病気です。目が乾きやすくなるため、見えづらくなる、疲れやすくなる、ゴロゴロして不快感があるなどの症状が起き、目に傷が入ることもあります。目の角膜を覆う涙には3つの層があり、角膜に近い内側から順に、ムチン層・水層・油層となっています。
【ムチン層】
ムチン層は、涙が角膜を覆うための土台のような層で、上まぶたの裏側の涙腺から分泌されます。涙が均一に角膜を覆ったり、涙が乗ったりしやすくするのを助けています。
【水層】
水層は涙の主成分で、涙腺より分泌されます。まぶたを閉じることにより、ポンプのような働きが起きて、涙が分泌される仕組みです。それと同時に、古い涙は目頭の上下にある涙点から排出されていきます。
【油層】
まぶたの縁にはマイボーム腺(せん)と呼ばれる小さな穴があります。このマイボーム腺から油を分泌し眼球の外側を覆うことで、涙が簡単に蒸発するのを防いでいます。水層を覆っているこの一番外側の油が油層です。
目の酷使や加齢などの原因により、この3つの層のバランスが壊れることで起こるのが、ドライアイです。
老眼とその症状とは?
老眼は、加齢によりほかの器官が衰えていくように、誰にでも起こる症状です。多くの人は、40歳ごろから老眼の症状がではじめ、45歳あたりから老眼鏡が必要になってきます。老眼になっていくスピードには個人差があるものの、特別に老眼になりやすい人がいるわけではありません。
老眼の症状としては、近くにあるものが見えづらくなり、特に本を近づけて活字を読むことが難しくなります。そして、ピントを合わせる機能が衰えて、ピントを合わせるまで時間がかかってしまうため、遠くを見たり近くを見たりを繰り返す場合は、ぼやけて見えることが多くなります。
ドライアイになる原因
ドライアイになる原因はさまざまで、例えば長時間デジタル機器を使用したり、目の乾燥が続いたりすることなどがあげられます。
・パソコン・スマホなどの長時間使用によるもの
近年ドライアイの原因としてもっとも多いのは、目の酷使によるものです。一日の中で、スマホやパソコン、テレビを見る割合が多いとドライアイになります。その理由は、画面を見続けることにより、まばたきの回数が減ってしまうことにあります。
普通の大人は、1分間に15〜20回程度まばたきをするといわれていますが、画面に集中しすぎていると、その数は4分の1にまで減ってしまいます。まばたきは涙で目を覆って潤いを与えますので、まばたきの回数が減るということは、目の乾燥を促進させてしまうことを意味するのです。
・コンタクトレンズの使用によるもの
コンタクトレンズを使っている人は、使っていない人に比べると、目が乾燥しやすくなります。コンタクトレンズを使用している人ならわかると思いますが、コンタクトレンズを外に出してしばらく置いておくと、カラカラに乾いて干からびた状態になります。コンタクトが目にフィットするためには、水分が必要だということです。
ですが、四六時中目薬などで水分を補給するわけにはいきません。では、その水分はどこから調達するかというと、涙からです。要するにコンタクトをつけているだけで、目の水分が奪われているのです。そのため、目が乾きやすくなり、ドライアイになってしまうというわけなのです。目が悪くなくても、カラーコンタクトレンズなどをよく入れている人も要注意です。
・加齢によるもの
歳をとることによって人は老化していきます。ですから目の老化も当然、誰にでも起こることであり、避けられません。老化による目の衰えで代表的なものは老眼ですが、加齢により涙腺の分泌機能も衰えてきて、涙の量が減った結果、ドライアイとなってしまうこともあります。また、マイボーム腺による油の膜も薄くなってくるため、涙が蒸発しやすくなります。
涙の量が減ってさらに蒸発しやすくなるため、加齢によるドライアイは、とても起こりやすい症状だといえます。
・エアコンなどの空調によるもの
エアコンをつけたままにしておくと、湿度も低くなってしまい乾燥する原因になります。また、顔に直接当てるなどをした場合も、目を乾燥させることにつながります。
日中、会社でエアコンのきいた状態で仕事をして、帰ってきてからもエアコンを使っている場合は要注意です。しかも仕事がパソコンを使うデスクワークなら、ドライアイのリスクがかなり高くなります。
・出張や旅行によるもの
出張や旅行で飛行機に乗ったり、ホテルに滞在する場合もドライアイに注意しなければなりません。飛行機の機内では、結露を防ぐためにあえて湿度を10〜20%に保っています。結露が起こると、その水滴が機器を故障させるほか、乗客に不快感を与えることにもなります。そのため、機内は湿度が低いのです。
また、ホテルでも快適性のために空調がきいていたり、その構造などが原因で空気が乾燥することが多くなっています。
・運転によるもの
運転中も、目が乾きやすくなることがよくあります。その理由は、パソコンを見続けるときと似ており、一点を見続けることで、まばたきの回数が減ることです。また、運転中に緊張することで、交感神経が活発になり涙の量が減ることも関係しています。さらに、車内でエアコンを使用した場合には、より乾燥を促進させてしまいます。
このように運転とドライアイの関係はとても深いため、運転の仕事をしている人は、特に気をつけたいところです。長時間運転するときには、適度に休憩をはさみ、リラックスする時間をとりましょう。その際目薬をさすと、より効果的です。
老眼になる原因
老眼になる最大の原因は加齢で、加齢により目の水晶体がかたくなることが原因で起きます。水晶体は、近くや遠くを見たときに、素早くピントを合わせる機能を持っています。水晶体のまわりにある毛様体筋が張ったり緩んだりすることで、柔軟性のある水晶体の形や厚みが変わり、ピントが合うのです。
ところが、加齢などが原因で水晶体がかたくなってしまうと、変形するのに時間がかかるため、ピントを合わせるのも遅くなってしまうのです。女性と男性では、男性が早い段階でなりやすく、女性は男性より比較的遅い傾向にあります。
ブルーベリーはドライアイや老眼によい?
ブルーベリーは目によいと昔からいわれており、今では当たり前のこととして誰もが知っています。なぜ目によいといわれているのかというと、アントシアニンが多く含まれているからです。アントシアニンは、ドライアイや目の調整機能に効果があるほか、その抗酸化作用から、老眼になるスピードを遅くしてくれる効果もあります。
最近では、ビルベリーのほうがアントシアニンの含有量が多いことがわかり、ブルーベリーの2〜5倍にもなることから、今ではビルベリーのほうがサプリメントなどでよく使われています。
アントシアニンはベリー系に多く含まれていますが、ほかにも含まれている食材は多く、ぶどう・赤しそ・なす・黒豆・小豆・紫玉ねぎ・紫キャベツなどがあります。これらはほとんどが紫色の食材ですが、これはアントシアニンが紫色の色素を持っているからです。
アントシアニンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用(活性酸素を除去する作用)を持ちます。活性酸素が増えすぎると、生活習慣病になりやすくなるだけではなく、細胞を傷つけ、老化の原因にもなります。しかし、ポリフェノールを摂取することで、活性酸素を減らして老化を抑制することができるのです。
アントシアニンの作用はそれだけではありません。目の網膜に存在するロドプシンという成分の再合成をサポートする作用もあります。ロドプシンは、人がものを見る働きに関わっており、光に当たることで分解され、はじめてものを見ることができます。ロドプシンは分解されたあと、再度合成されてまた分解されます。
人がものを見る限りはそれが繰り返されますが、パソコンやスマートフォンの見すぎや加齢などが原因となって、再合成する機能が低下すると、分解とのバランスが崩れ視力に関係する障害が出てきます。アントシアニンはその再合成をサポートする作用があり、それが目によいといわれているのです。
アントシアニン以外の目によい成分
目によい成分は、ブルーベリーやビルベリーに含まれるアントシアニン以外にもいくつかありますが、代表的なものを一部紹介します。
【ルテイン】
ルテインは、人の脳・皮膚・母乳などに存在している成分で、特に目の水晶体や黄斑部に蓄積されています。目の疲れを軽減したり、白内障・黄斑変性のリスクを抑えたり、網膜に有害な青色光(ブルーライト)を吸収して網膜の細胞を保護してくれます。また、アントシアニンと同様に抗酸化作用がありますので、目の老化を抑える働きもあります。
ルテインは、人が体内でつくり出すことができない成分で、食事から摂取するしかありません。色素は黄色で、多く含まれている食材は、にんじん・ほうれん草・かぼちゃ・ブロッコリーなどの緑黄色野菜です。
【ビタミンA】
ビタミンAは、鼻やのどなどの粘膜や皮膚を健康に保つ働きがありますが、目の角膜を正常に保ち潤いを与えてくれる働きもあり、ドライアイの予防にも役立ちます。多く含まれている食材は、にんじん・モロヘイヤ・パセリ・レバー・うなぎ・あん肝・ホタルイカなどです。
【ビタミンC】
ビタミンCと言えば、レモン・グレープフルーツ・オレンジ・キウイといった、酸味のある果物が有名ですが、ピーマン・ゴーヤ・めんたいこ・ケールなどにも多く含まれています。ビタミンCは肌をきれいにしたり、疲労回復に効果的なことがよく知られていますが、抗酸化作用もあります。
そのためアンチエイジング効果が期待でき、老眼になるスピードを遅くしてくれます。
【ビタミンE】
ビタミンEは、アーモンドなどのナッツ類・ひまわり油・穀類・大豆・緑黄色野菜などに多く含まれます。抗酸化作用を持っており、ビタミンCと同時に摂取することで、さらにその作用が高まります。また、血行促進効果もあり、目により多くの栄養や酸素を届けて健康を保ちます。
ドライアイと老眼の予防方法
ドライアイになってしまうとQOL(生活の質)の低下にもつながりますが、普段から気をつけることで、ある程度予防することができます。
意識的にまばたきをする
まばたきの回数が少なくなると目が乾きやすくなるため、意識的にまばたきを行うことが効果的です。自分のまばたきが減っているのを自覚するのは難しいことですが、何かを凝視しやすくなるタイミングは、パソコンやスマホの画面を見ているときなどと、決まっています。そういうときに意識してまばたきをするようにしましょう。
パソコンやスマホの画面は下に持ってくる
上を見る時と下を見る時では、眼球の露出度合いが変わってきます。画面を下に持ってくることで露出が少なくなりますので、目の乾燥を抑えることができます。また、画面に光が反射すると見えにくくなるため、見やすいように角度を調整しましょう。
目薬をできるだけ使う
目の乾燥を防ぐためにもっとも簡単で有効なのは、目薬を使うことです。少しでも乾燥しそうだと思った時、あるいは乾燥しはじめていると感じた時はすぐに使いましょう。使いすぎはよくありませんので、使用する目薬の用法・用量を守って使用しましょう。
リラックスして涙を出やすくする
集中している時や緊張している時は、交感神経が優位になるため涙の量も減ります。ですから、時々は休憩時間を挟んでリラックスし、副交感神経を働かせて涙が出るのを促してあげましょう。
エアコンを使う場合は、加湿器などを併用する
会社でエアコンを使っている場合、消したり設定を変更したりということが難しくなります。風を直接当てないように、座る場所を調整するなどの工夫が必要です。また、たとえ夏であっても、乾燥を感じない程度に加湿器を使用することが望ましいです。
老眼の予防方法は残念ながらありません。老化は止めることができないからです。ですが、抗酸化作用のある食品を取り入れることで、遅らせることはできます。
おすすめのサプリメント
ドライアイや老眼の予防のために、目によい成分を摂取することも効果的です。
ドクターズチョイス アイクリアEX
「ドクターズチョイス アイクリアEX 」は、目によいとされるアントシアニンやルテインをはじめとする23種類もの成分を配合しており、目の不具合を改善します。眼精疲労にも効果的です。
まとめ
老眼が加齢とともに進行していくのは仕方ありませんが、老化のスピードを抑えることは可能です。ドライアイの場合は、コンタクトレンズの使用、エアコン、長時間の運転など複数の条件が重なることも多いため、ドライアイになりやすい環境が整いやすいといえます。
どちらもなりやすい疾患で、多くの人を悩ませていますが、目によい食材やサプリメントを摂取することで、改善することができます。普段の食生活に取り入れて、早い段階から目の健康を維持していきましょう。